「孤独ぎらいのひとり好き」読了

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タイトルを見てずっと気になっていた本。

田村セツコさんが書かれた「孤独ぎらいのひとり好き」

 

通院中の電車内でさくっと読むことが出来ました。

 

私の不安を落ち着かせてくれる

難病になってから、どうしても将来のことばかり考えてしまうようになりました。

 

私は何歳まで生きられるんだろう。

何も達成できないまま歳をとってもいいのだろうか。

子供を作らなくてもいいのか。

夫が死んだらどうなるのか。

今いる友達が皆いなくなったらどうしよう。

いつか独りになってしまうのではないか。

孤独死が怖い。

 

こんなことを考えてはいつも病んでいます。

未来のことなんて考えたところで答えなんて出るわけないので深く考えるだけ無駄だとわかっているのですが、どうしても考えてしまう。

 

そんな私にこの本は刺さりました。

何十年もの経験を経て、孤独や独りを言葉にしてくださっているので重みが違いました。

私の薄っぺらい悩みを吹き飛ばしてくれるほどに。

 

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので控えますが、何故か孤独感・焦燥感に襲われやすいという方は1度手に取ってみるといいかなと思います。

電車内で1時間ちょっとで読めるので全く負担になりません。

 

この本は手元に置いておこうかなぁ。

今は安定した精神状態で過ごせていますが、いつまた焦燥感に襲われて辛くなるかわかりませんから。

私のバイブルとして手の届くところに飾っておきます。

 

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